FXでの勝利

FXでのスタイルは基本的にスワップ取引である。
中長期のスパンでの取引になるので、勝つも負けるもすぐには結果が出ない。
放っておいても金利差で利息がついていくわけだから円高に振れない限り儲けは続く。
あるとき急激な円高になったとしても、そうそう大きく負けることはない。
儲けた話でいうと、指標の発表直後を狙って成功したことがある。
為替とは面白いもので、経済や政治、国際情勢の様々な要素が複雑に絡み合って動いている。
なかでも大きな影響を持つのが、各国から発表される指標である。
特にアメリカがらみは有力で、雇用統計などはその最たるものだ。
雇用統計が出される前には予測が出る。
前月と比べてどのくらいアップしているのか下がっているのか。
この予測と極端に異なる場合、為替は急激に動く。
思ったよりも雇用状況がいいぞ、となればドルが強くなり円安ドル高になる。
ぎゃくに失業者数が予測よりも大幅に上回っていた場合、ドルは売られ円が高くなる。
一度、この指標発表の瞬間を狙ったことがあった。
やはりアメリカの雇用統計である。
事前の予想は、失業者数が増加しているのではないか、ということだった。
ふたを開けると、失業率はかなり改善されていた。
となると、円安に振れる。
ここで円安を見越して売りで相場に参加した。
すると、みるみるドル高に触れ、あっと言う間に1ドル近く値上がりした。
このときの購入金額は10万ドル。
つまり10万円の儲けが出た。
もっと大きな額を動かしている投資家にとっては大したことはないが、たったの1時間かそこらで10万円もの利益が出たのは後にも先にもない。